2005年10月28日

どっぷりとスキー話☆

さてようやく技術について書く暇が出来たので
少しずつ映像や画像を使いながら、今シーズンやろうとしている事や
技術について思う事などを書いていこうと思います。

まずはじめは大回りから。
基本的には昨年と同じスタイルで行こうと思っています。
義之さんチックだと昨年言われましたが、今年もそうします(笑)
細かい部分では義之さんにまだまだ遠く及びませんが・・・。
余計な動きを削ぎ落としていくと自然とあのようなスタイルになると
個人的に思っています。

僕の中で2軸操作自体はもう古い技術だと思っているのですが、
だからといって革新的な新しい技術がある訳でもないので
今のところ滑りをどのように革新していこうか迷っています。

とりあえずマイナーチェンジという事になりますが、
ターン前半の入り方を少し工夫してみようと思っていて、
谷周りで外足踏みながら内側の手を雪面に付けちゃおうかななんて
考えてたりします。これが出来たら驚くでしょ。
とにかく人が出来ない事がしたいんですよね。

小回りはもう昨年ぐらいのレベルで滑れるようになってきました。
昨年の今頃はここまで出来るのに何十時間かかったか・・・(涙)
もちろん言うまでもなくここからが難しいところなんですけど。
ここから変われるか変われないかが今シーズンのカギですね。
小回りのきっかけをつかめば不整地もレベルアップするので
一石二鳥!

それでは本日の映像。
携帯電話からご覧の方は見れません。ごめんなさい。
電話線の方、画質を落としたくないので少し重いです。ごめんなさい。

それでは映像の見方を説明します。
まずサイドバーの「スキー動画アルバム入り口」をクリックしてください。
次に「2005オーストリア遠征」をクリックします。
そしてそれぞれカッコ内のファイル名を開けば見れます☆


それではまず一つ目。(ファイル名:基本大回り01)
基本的な大周り。使用した板、サロモンDEMO10 2V 170cm。
板が短いので必然的にターン弧が小さくなっていますが、
イメージは大回りです。
これは言ってみれば昨年までの何の工夫もしていない滑り。
基本的な滑りです。選手権でもこんな感じでした。
まぁ〜正直、選手権はこれほど良い滑りではなかったですね・・・。
とにかく10月28日現在の大回りの出来栄えはこんな感じです。

そして2つ目。(ファイル名:急斜面中周り01)
発展的な中周り。使用した板、サロモンDEMO10 2V 170cm。
この滑りはハードバーンでこそ出来る動きの大きい中周り。
エッジが少々丸いため板がズレてますが頑張って動いてます(笑)
雪が柔らかいとここまで板に反発力が生まれないため、僕は
雪が硬いところでしかこの滑りは出来ません。

本日のラスト3つ目。(ファイル名:中斜面小回り01)
基本的なずらし系の小回り。使用した板、サロモンDEMO10 2V 170cm。
この板でこの動きが出来るなんて我ながら成長しました(涙)
私、今回小回り用の板は持ってきていません!
この板で全部やっちゃいます。ひとつの挑戦。曲がる板があるから
その板に頼ってしまうわけで、なければこれでやるしかないでしょ。
今のところは順調です。

次回は2軸操作の運動などを題材にしていきたいと思います。
基本的な2軸操作からどういう形で今のフォームに発展してきたのかを
簡単に説明していきます。

乞うご期待!!

それからスキー関係者以外の僕のブログを見てくれている方々、
これからスキーの専門的な話が多くなりますが飽きずに見てくださいね!

posted by 栗山太樹 at 05:02 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

今年は・・・

今年のスキーの技術はそんなに変化がなさそうだ。

技術に大きな変化があればそれに合わせて変えようがあるが、
大きく変わらないならどこを変えてアピールしていこう?

小回り系はもちろんひねりだな。昨年も徹底してひねりをやったが
今年も継続。っていうか技術選に出る限り継続なんだけど。
たった2年練習しただけで納得できる仕上がりになるほど甘くない。
昨年も何本か良い滑りは出来たが1日経つと忘れてしまう・・・。
秋には良い感覚だったのに結局ゴールデンウィークまで思い出せなかった。

間違っていると言われようが点数が悪くなろうがやるしかない。
やらなければなんで間違っているのかなんで点数が出ないのかわからない。
昨年は古い滑りになっていると良く言われたが、そう言われるという事は
しっかり昔の滑りやひねりが出来ている証拠だ。
昔風の滑りだなんて言われた事がなかったのである程度成功。

ただ本番(本選)では怖くて使えなかった。
昨年は成功率が低すぎて失敗する不安があった。
正直に言うと、小回りは思いっきりひねり系で滑ってやろうと思っていた。
それで260点出ても「これは点数が出ない」と納得できるからだ。
甲信越予選が終わる前までは本気でそう思っていた・・・。

しかし、予選終わってみれば総合5位ではないか。しかも新潟で2位タイ。
完全に余計な欲が出てしまった。小回りも大回りと同じレベルで滑ろうと
思ってしまった。予選ですら小回りは264点で25位だったのに。
身の程知らずである。

気がつけばなんの挑戦も出来ぬまま3年目に突入してしまい、
ある程度しっかり成績を残さないと生き残れない立場になってしまった。
とりあえず2年連続で決勝に残ってはいるが・・・。

大回り系はとにかく課題はひとつ。「どんな雪質でも同じ滑りを!」
結局小回り同様オーストリアで練習した成果が日本で出なかった。
出来たとすれば、甲信越予選の「幻の予選大回り」のただ1本。
結果には残っていないが最高の1本だった。
(昨シーズンの予選の予選大回りは最初の2組だけ滑ったあと、
天候不良で中止となった。僕は滑ってかなり良い点数だった。
その他の総滑と大回りは272点、271点、271点と来ていて、
その中止になった大回りはこれらを軽く上回っていた。残念!)

あの時はたまたま調子が良く、あの雪質でも出来たが
基本的に柔らかい雪は苦手なのでそれを克服していきたい。
でもどうやって克服すれば良いのだろうか???????
根本的に滑りを変えないといけないのかも。

はっきり言って今の滑りのまま柔らかい雪に行くのは不可能。
ポジションを後ろにしていけばある程度ごまかせるのだが、
それではちゃんと滑れない。新しい滑りを開発していかないとダメだ。

それに今の滑りは極端に伸び上がり抜重である。上下動を最大に利用する。
どう見えているのか分からないが、僕は抱え込んで抜重などしていない。
だから雪が柔らかく足場がないと伸び上がってしまう。
これが僕のすべりの最大の欠点でありセールスポイントでもある。

誰に言われようがこのスタイルは壊したくない。絶対に。

僕の信条は「伸び上がり抜重」「外足主導」「極度な内向」この3つ。
僕の場合、特に流行の両足平行、いわゆる2軸操作というのは生まれつきのO脚と
クローチング姿勢の練習量から生まれた産物だと思う。

また割りのクローチングフォームとワイドスタンス。
これを2軸操作と言うのなら幸運な事に小学2年生から徹底してやっている。
たまたま昔からやっている事が現代で活かされているのでラッキーだ。

正直な話、選手権の事を考えなければ別に硬い所で上手く滑れれば自分としては
満足だがそうも言っていられないので出来るだけこのこだわりを捨てないで
技術改革をしなくてはならない。かなり難しい・・・。

僕の中で大回りを一言で表すのは簡単。
「ぎゅーっ、ポンッ!」の繰り返し(笑)

2軸操作だ内足主導だなんて言っているが分かりにくいので考えない。
だいたいペーター・プロティンガーからそういう指導は受けていないし。
「ひざを速く解放して速く踏む」「腰を高く出来るだけ前に乗る事」
これだけ。シンプルイズベスト。前へ前へ。早く速く。これだけ考えている。

指導と実践は全く別物なので指導する上では教程に沿ってやります。
レッスンで「ぎゅーっ、ポンッ!」です!なんて言えませんからね。
親しい人にはそう言ってしまうけど。

「もっとギュッと荷重してブワッと切返して前にドーーン!」みたいな(笑)

と、いう事で僕は皆さんが思っているほどいろいろ考えて滑っていないですね。
ただ、そのポンッの部分にかけるこだわりは並大抵ではないと思う。
ポールを滑る時には距離感でタイミングが掴めるが基礎スキーは
自分から空間を作り出していくのでそのポンッのタイミングが難しい。
ポンッが合わないと急に変な滑りになる。
「えっ・・・今のヒロキか?ヘタクソ〜」って言われてしまう(笑)

だから、そのタイミングの調整をオーストリアでしてこようと思います。
課題は山積みだ。頑張ろう!

__hr_2004ジャーナル9月号3.jpg
ぎゅーーーーっ・・・・・・・

__hr_2004ジャーナル9月号4.jpg
ポーーーンッ!!!!(笑)<2004ジャーナル9月号より>

posted by 栗山太樹 at 14:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

今日もウエイト。

すぽるとをボケーっと見てたら記事更新するのを忘れてました(笑)
今日はウエイトやってきました。メニューはいつものメニュー。
エアロバイク
30分140ワット×1セット

ストレッチ20分

レッグカール
(両足)40kg×20回1セット、45kg×15回2セット

レッグプレス
(片足ゆっくり)70kg×20回1セット、80kg×17回2セット、90kg×15回2セット

レッグプレス
(両足速く)140kg×30回1セット、150kg×20回2セット

レッグエクステンション
(両足)40kg×20回1セット、45kg×15回2セット

エアロバイク
30分120ワット×1セット

体幹トレーニング
(腹筋4種目、背筋4種目)

ストレッチ20分

っていうメニューです。
しかし走らないから太ももは昔と変わりませんが、
ふくらはぎが少し細くなったかも。5mmぐらいですけどね。
オーストリア行ったら走るしかないので走ります。

向こうは今結構雪が降ってるみたいですね。
秋口の一番の心配は雪不足。日本みたいに土で汚れるぐらいなら
問題ないんですけど氷河の場合ダイレクトに岩ですから。
キズ程度なら直せますが滑走面がえぐれる事があるので要注意です。

メールタールは人口降雪機が出来たみたい。もっと昔から入れてくれれば
1シーズン3本も4本も余計に板買わずに済んだのに・・・。
今回持っていくサロモンの板はスペアがないらしいので大事に使わないと。

とりあえず出発まであと2週間。楽しみです☆



posted by 栗山太樹 at 01:29 | 東京 🌁 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月26日

ライバルの存在。

スポーツをやっている人ならば誰しも
「あいつに勝ちたい」、「あいつがいるからここまで頑張れた」
というようなライバル(好敵手)の存在は欠かせない。

僕の場合は小学校が新潟、中学高校が長野、
そして社会人になってまた新潟という事でその両県に多い。

まずは小学校時代。
この頃の同年代の上越の小学生の中心は松原良輔。
1強という感じでした。彼は今もクロス中心に活躍しているスキーヤーです。
当時SLで逆手を駆使していたのは良輔だけだったな〜。
必然的に全員良輔を目標にしていましたね。
信越学童も上越サーキットも総ナメ。俺は毎回2位か3位・・・。
住民票の関係で長野の中学校に行かなければならなかったので
彼と一緒にスキーをする時間はこれで終わり。

次に中学校。この頃は成績も全くパッとせず僕のスキー生活で一番暗かった時代。
この頃のライバルは松木勝利。信濃中学校の同級生スキー部。
まさに彼がいたから3年間乗り切れたのだと思う。
同じクラスで番長的な存在の彼はいろいろな意味で助けてくれた。
今でもいざという時には頼りになる存在。元気にしてるかな??

次は高校。この頃のライバルはたくさん存在するがしいて言うならば、
森鉄平、関谷和茂、水落洋平かな。3人とも同級生。洋平は学校が違うけど。
個々に説明すると長くなってしまうのであえて説明はしないが3人とも
高校時代には欠かせない存在です。

最後に今現在。これはリアルに今の話ですが、自分の中では佐藤友和と青木大輔。
同じ学年、同じスキーメーカー、同じ県という事で親しみやすいという事もあり、
この2人です。今年の技術選に向けてもかなり意識する2人です。

正直、昨年この2人に惨敗した事はもの凄く悔しい。
他の誰よりも負けたくない相手だ。ただその反面、面と向かって言いにくいが
2人が活躍すると嬉しい。活躍しないと悔しい。

そこに辿り着くためにどれだけ悩んで、どれだけの思いで練習してきているか
知っているからだ。大輔は一昨年決勝に残れず、あまり表には出さないが
屈辱的な思いをしただろうし、友和もここ2年間は思うような成績が出ずに
苦しんでいると思う。

細かく具体的に、何に悩んでいてどれだけ練習して苦労したかは知らない。
しかし、これだけ選手を続けていれば見ているだけでだいたい察しがつく。

だから昨年大輔が復活したのは嬉しいし、
確実に上位に食い込める友和が今の順位にいるとなぜか僕まで悔しい。
そんな事言ったら「人の成績気にしてる場合か」と言われそうだが・・・。

そんな気分になるのもこの2人だからだろう。
とても仲良しでいつもつるんで遊び歩くような仲ではないが、
どこかでやっぱり気にしている間柄という感じ。
(って思っているのは俺だけか?)
今年はさらにいろいろ話し合って技術を磨き合えれば良いと思う。

特に3人は大きな体格差も決定的な技術格差もないし、
目標の方向も同じ方向に向いていると思うので絶好の好敵手です。

ライバルが全てという訳ではないが技術の向上、精神力の強さなどは
ライバルという相手がいるからこそ強化されていくのだと考えています。

お互いの技術を理解し合い、切磋琢磨していく事で自分の技術力を向上させ、
「こいつにだけは負けられない」「今度こそ勝ってやる」という気持ちを持つ事で
練習意欲や闘争心が沸いてくるものだと思います。

それとただ勝ち負けだけを争うだけではなく、自分より成績が良かろうが悪かろうが
お互い認め合う事が大切ですね。

しかしこう見てみると僕がライバルと見る選手は皆総じて、
いわゆる「ワルガキ」が多いなぁ・・・。特に良輔、勝利、友和・・・。
僕は基本的に内気な性格だから、正反対の人の方が合うのかも。

posted by 栗山太樹 at 23:56 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

圧。

今日は「圧力について」。
ある人が「ジャンプのアプローチは落下運動しか使われてない」と言った。
その発言ちょっと待っていただきたい。

ジャンプのアプローチ、スキーのダウンヒルは落下運動だけで滑っているのではない。
本当に落下運動だけなのであれば滑らせる技術は存在しないことになる。

僕がオーストリアでトレーニングしている時、こういう事があった。
緩斜面のスーパーGの練習で左右均等のオープンゲートが10旗門。
うねりも起伏もない一枚バーンでタイムレースをした。

結果はオーストリアの地元チームに所属している選手と2秒差開いた。
なんと計測タイムは20秒台の長さである。ただコース全体では1分のコース。
コースの後半は急斜面である。全体の遅れは2秒半、緩斜面20秒間で2秒差。

スーパーGは一応全日本選手権で入賞もしているし、
日本のランキングでも10位以内に入ったことのある種目なので
ある程度自信のある種目。その選手とはSLだと良い勝負だった。

しかし、スピード系は何本滑っても何日滑ってもその差は縮まらない。
何が違うのか。違うポイントは明らかである。緩斜面での板の滑らせ方だ。
スピード系の種目などは本当にこの技術だけで勝敗が決まる。
ワックスやターンの技術などでは片付けられない技術がそこには存在する。

ワックステストでもそうだ。
100m直滑降するだけでなのに同じワックス、同じ板、同じ体重なのに
滑らせる技術が上手いヤツには何万本やっても勝てない。

おそらくそれは「等圧」を上手く使っているのだと思う。
パワーを上手くスキーに伝える術を持っているのだと解釈するしかない。
何千何万本もスキーをしているが1本たりともヨーロッパの選手が感じている
感覚を体感したことは一度もない。

そして申し訳ないがこれは実際にヨーロッパの選手と対等に練習してみなければ
分からない独特の感覚だ。正直一生勝てる気がしないので日本に帰ってきた。
ターンの技術うんぬんよりもスキーを滑らせる技術を持っている人は速い。

アルペンの世界でもこういう事になるのだからジャンプの世界なんて
モロにこの技術が影響してくることは目に見えている。

いかに雪面との摩擦と友達になりスキーを滑らせていくか。
これはスキーを選手としてやっていく以上、永遠のテーマである。

・・・なーんて難しい事を書いてしまいましたが、
僕から言わせれば「圧を制す者、スキーを制す」っていう感じですね。

「外圧」をいかに推進力に変えるか。
いかに「等圧」を意識できるか。(等圧は基礎スキーではあまり関係ないけど。)
そして、いかにプレッシャーという「圧」を力に変えていけるか。
いろいろな意味で「圧」とお友達になる事が大切です☆

素晴らしくきれいにまとまったところで本日はこの辺で。
お疲れ様でした。
posted by 栗山太樹 at 13:40 | Comment(5) | TrackBack(1) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月21日

とっても疲れた・・・

最近ちゃんとトレーニングしていなかったので戒めの意味も込めて
今日のトレーニングは半日としてはだいぶきつめにやりました。
内容は次の通りです。

エアロバイク
30分140ワット×1セット

ストレッチ20分

レッグカール
(両足)40kg×20回1セット、45kg×15回2セット

レッグプレス
(片足ゆっくり)70kg×20回1セット、80kg×17回2セット、90kg×15回2セット

レッグプレス
(両足速く)140kg×30回1セット、150kg×20回2セット

レッグエクステンション
(両足)40kg×20回1セット、45kg×15回2セット

瞬発力トレーニング
(抱え込みジャンプ、10mダッシュ、段差ジャンプ)

エアロバイク
30分120ワット×1セット

体幹トレーニング
(腹筋4種目、背筋4種目)

ストレッチ20分

こんな感じです。明日絶対筋肉痛だ・・・。
太ももの太さが昨年のシーズン前よりも太くなりました☆
さすがウエイト多めにやっているだけある。

はっきり言って確実に持久力は2年前より落ちているが、昨年よりは良いかな。
まぁ50戦FISレース出るわけじゃあるまいし今はこんなもんで良いと思う。

あとはスキー履くまでの一ヶ月出来るだけ体力つけてそれをどれだけ
維持していけるかですね。昔と違って選手だけやってるわけじゃないので
シーズン中の体力アップは不可能。維持していく事を考えなければ。

スキーだけしてれば体力が落ちない体にならないかなぁ〜(泣)
シーズン中に滑る量は現役の頃の2倍近く滑ってるんだけど疲れてしょうがない。
まだまだヘタクソだから練習量を増やす必要もあるのでバランスが難しいです・・。

と、いう事で明日は軽めの練習にしよう。

000013.JPG
ザルツブルグ方面所属組ヨーロッパの仲間2004。
ゆう、カトレーン、けんさく、オレ。カトレーンはちゃんと生きてるのか?
posted by 栗山太樹 at 23:17 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

悔しい話!

さて、本日はスキーについての話をしようと思います。
「ターンによる加速は可能か?」について。
はっきり言って小回りは分からないので大回りでの話です。

まずターンによる加速は可能かという事ですがこれは可能だと思います。
もちろんターンする事自体が減速運動なのでターンの最中に
いきなり加速することはありません。ただ、ターンの後半板のたわみを
開放することによってスキーを加速させる事は出来ます。

なので厳密に言うならば「ターン運動による加速は得られないが、
ターン後半からターン前半にかけてのスキーの切返し部分ではスキーの使い方
によっては加速することもありうる。」っていう感じになると考えます。

僕の場合ターン後半の板のたわみ&ねじれを外腰の先行動作のみを利用して
一気にエッジの切返しを行います。その時に腰をフォールラインに落としこんで
いくだけだと間延びするので外足を山側へ放り投げていく感じでターン始動を
行います。そうする事によってより早いタイミングで雪面をとらえていくのです。

この時に大事なのはどの方向に溜まった圧力を開放していくかです。
間違った方向に開放すれば加速など出来るはずがありません。
ターンの大きさ、深さによってそれは変わっていくものだと思うので「ここだ」
という場所はありません。こればっかりは感覚を掴んでいくしかないので
練習あるのみです。

パワーを開放していく方向さえ間違えなければ、そのパワーは効率良くターンの
スピード維持につなげる事が可能だと思います。落下運動だけだとどうしても
切返す時に横方向を向いているので減速してしまいますよね。

これにプラスαの力を加えることによって反動でスキーを加速させる事は
十分可能だと思います。この動きで注意するところはスキーを送り出さない事。
腰が遅れてしまっては、もともこもなくなってしまうので。

僕の今の課題は柔雪でどうやってこれを表現していくか。これに尽きますね。
大会は100%湿雪&柔雪で行われるのでこれを克服しないといけません。
僕にとって技術選の最大の敵は柔雪ですからね。

とにかくスキーの抜けをどう上手く表現していくかを最重要視している僕にとって
これが「出来ない」と否定されると僕の技術そのものが否定されているのと同じ。
なんでこんな事書くのかというと、先日この理論を試しに他のところで記載したら
非難ごうごうだったので・・・。悔しかったのでここでちゃんと書いてみました。

「お前1級持ってねーだろ」とか「お前は脳内だけでスキーしてろ」とか
「いるんだよなー、君みたいに理論だけでスキーしてるやつ。」とか言わました。
おいおい、俺が理論派と言うなら他の選手や指導員の皆さんに失礼でしょ。

ちなみにガーラでもEクラス以上は基本的にこういう考えで指導させて頂いてます。
もちろん自分なりに噛み砕いて説明しているつもりではありますが・・・。
いかんせん自分の「感覚」をそれぞれ違ったレベルのお客様に合わせて伝えるのは
かなり難しいので上手く伝わってないかもしれません。

賛否両論あると思いますが、僕はごくごく基本的な技術を伝えていくよりも
こういった自分の感覚を上手くお客様に伝えて行きたいですね。
特にガーラは基本技術やらせたら僕より上手い指導員たくさんいますから、
僕まで基本やったら何回もスクールに入る方々は面白くないでしょう。

「あの人は基本的な事をちゃんと教えてくれる良い指導者」と思われるより、
「あの人はオリジナルの技術を教えてくれる面白い指導者」と思われたいですね。
そうでないと僕や亮太さんたちの存在意義がなくなる気がします。

念のために言っておきますが、基本技術を疎かにするつもりはありません。
また、他の指導者にオリジナリティがないと言っている訳でもありません。
あしからず。

話がガーラでの指導論に脱線してしまいましたが、とにかくスキーを滑らせる力は
落下運動だけでは説明がつかない部分もあるという事です。

この勢いで次回は「圧力とは?」についてでも語ろうかな。
これもクソミソに言われたので。
そもそもそんな掲示板に持論を主張してもダメに決まっているが。

スキーやってない人には何のことだかわからん文章になってしまった・・・。
しかも基本的に文章下手過ぎ。伝わりづらくてすんまそん。
posted by 栗山太樹 at 13:29 | Comment(5) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

春は癒しと基礎の時間♪

昨日は一年間を4期に分けて紹介しましたが、
1期ずつもう少し詳しく紹介していきたいと思います。

本日は春。5月の休み明けから7月上旬ぐらいまでのプログラムです。
疲れを癒し、ベースとなる基礎体力をつけていく時期ですね。

まずは休み明けにいきなり体力測定。2日間でランとバイク両方やります。
なぜ2日間に分けるかというと、1日に両方やると午後は疲れが溜まって
正確に測定できないから。手を抜くと確実にバレるので毎回真剣です。

ここで重要なのが「乳酸値測定による血液採取」。
耳たぶからなんですけど、びっくりするぐらい常に採血します。
1日に10回前後、ウエイトなど種目が多い日は20回以上採血します。
トレーニング毎に乳酸値を測定してから次のメニューを始めます。
乳酸の数値が出てからでないと次のメニューの数値が決まらないからです。
スキー以外のトレーニングには年がら年中採血がつきまといます。

具体的な練習メニューですが、持久力重視という事でやはり軽めの負荷で
長い時間運動する有酸素運動が中心になります。

午前
バイク30分×3セット
午後
バイク30分×3セット

基本的にはこれの繰り返しです。これに体幹(腹筋背筋)、ストレッチ、
バランストレーニングを混ぜていきます。
時間も45分×2セットにしたりします。とりあえず最低3時間はバイクです。
ランの場合は1セットごとバイクの時間−5分ぐらいですね。
セット間の休みは5分から7分ぐらい。だいたい半日3時間ぐらいです。

6月半ばぐらいからは少し重い負荷で短い時間をこぐトレーニングが始まります。
こんなメニューです。(半日単位で全てエアロバイク)

30分×1セット回転数75負荷130ワット

10分×4セット回転数55負荷180、185、190、195ワット

30分×1セット回転数75負荷120ワット

これが夏に向けてだんだん増えていきます。
時間が経つにつれて、持久力重視から筋持久力の強化へ切り替えていきます。

この時期は無理に追い込んでトレーニングをしたりしないので、
皆テレビを見たり音楽を聴いたりリラックスしながらトレーニングしています。
夏から始まる本格的なトレーニングに備えます。
こんな感じですかね。次回は夏です☆

posted by 栗山太樹 at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

留学中の1年間の生活!

今日はメチャ暑いっすね〜。真夏がまた帰ってきたみたい。
もう秋なのにいつになったら涼しくなるのでしょうか??

それにしても早くスキーしたいですね!
2年前まではそろそろ本格的にスキー始めるかっていう時期なんですけど。
皆さんスキー留学というと1年中雪の上に立っているのだと思われがちですが、
そうではありません。
もちろん氷河のスキー場がいくつもあるので1年中滑る事は可能です。
しかしそうすると体力不足になって冬に力が発揮できなくなります。
基本的にスキーをし続けると体力は落ちます。なので、陸上のトレーニング
は欠かせません。具体的にヨーロッパのスキー選手のスケジュールを簡単に
4期に分けて紹介したいと思います。

まず春は、休養と軽めのトレーニングです。シーズン中に溜まった疲れを癒します。
有酸素運動を多く取り入れて体のメンテナンス中心のトレーニングですね。
4月15日にヨーロッパのFISレースは終了するので終わったら一切スキーはしません。
ゆっくり焦らず、夏の基本練習に備えます。

夏は体力、おもに筋持久力を高めていきます。
80%エアロバイク20%ランニングですね。ウエイトは一切行いません。
その間に何週間かスキー練習を織り交ぜていきます。
しかし1週間以上スキーをする事はありません。疲れてしまうので。
3〜5日スキーして2週間陸上トレーニングという繰り返しになります。
専門的に言うと、標高が高いと体に乳酸が溜まりやすいので氷河に長く
滞在してると体がオーバーヒートしてしまうのです。
スキーの練習内容は基本練習ばかり。ストック無しでバリエーショントレーニング
をしたり、低速で体の動きを確かめたりします。秋の本格練習に備えます。

秋は筋持久力の他に筋力アップもしなければなりません。それまで一切無かった
ウエイトトレーニングに着手していきます。スキーの日数も増えていきます。
2週間スキーして、2週間陸上トレーニングという感じです。
一年を通してそうなのですが、スキーについては午前中しかしません。
午後まで練習する事はないです。日本では1日中練習する事が普通ですので、
それが日本に帰ってきて最初は嫌で嫌でたまりませんでしたね。
ま、「郷に入っては郷に従え」という事でもう慣れましたけど。

冬はもちろんスキー中心の生活になっていきます。
12月半ばから4月15日まで、1シーズンでFISレース50戦ぐらい消化していきます。
チャンスがあればダウンヒルからスラロームまでバランス良く出場します。
それでも毎日はスキーしないし、レース以外は絶対午前中で練習終わりです。
スキー以外のトレーニングは夜までやりますけど。
シーズン中でも1週間ぐらいスキー中断して体力アップのため陸上トレーニング
をする時もあります。そして4月下旬からは1ヶ月弱お休み期間です。

こんな感じで1年間が回っていきます。
これはあくまでも僕の行っていたトレーニングセンターに所属している選手の話で
他のナショナルチームの選手や、日本選手のプログラムではありませんので。
僕はこれを6年間続けていましたという話です。
今後、その時の練習メニューなどを紹介していきたいと思っています☆

000010.jpg
スロベニア人の友達です。
みんな元気かな〜?

posted by 栗山太樹 at 23:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

頑張れオーストリア!

今週は会社のデスクを研修生たちが占拠してしまっているため、
一週間家のパソコンで仕事です。在宅で嬉しいことは嬉しいのですが
皆さんご存知の通り、僕は1人で頑張れる人間ではないので(笑)、結構大変。
会社の方が集中できるので仕事をするなら会社の方が良いですね。
インターネット中心の作業なので、家だとなんだかんだ作業しているうちに
脱線してしまう事が多々あります。あぁ情けない。。。

という事で、本日のメニュ〜☆

バイク30分130ワット×1セット

ストレッチ20分

レッグカール(両足)35kg×20回×1セット、45kg×15回×3セット

レッグプレス(片足)75kg×20回×1セット、85kg×17回×2セット
レッグプレス(両足)175kg×17回×1セット、185kg×15回×2セット

バイク30分110ワット×1セット

ストレッチ20分

こんな感じです。
なぜか昔からレッグプレスだけ他の種目より数値が良いです。
他は並以下のパワーしかないんですけどね。不思議です。
それでもアルペンのトップ選手から比べれば劣りますけど。

ちなみにヘルマンマイヤーはレッグプレス片足140kgでやってます。
さらにエアロバイク30分280ワット×5セットとか平気でやります。
マシンのメーカーにもよりますがそれにしても凄い・・・。
昨年のダウンヒル総合チャンピョン、ミヒャエル・ヴァルヒホーファーは
さらに重い320ワットで30分いっちゃいます。そんなの30分間も回らん!

もちろん体力だけでスキーの速さは決まりませんが
この2人の場合は特に技術うんぬんよりここぞという時、
攻めようと思った時に、他の選手よりもタイトに攻めていける強靭な体力が
備わっているのであそこまで登りつめたのだと思います。

オーストリアチームにはこの2人よりスキーが上手い選手はいるんですけど、
日々の練習に対する集中力、練習量が自信となりそれが上手くスキーに
生かされて他の選手よりも成績が出ているのだと思いますね。

でももうこの2人もベテランの域に入ってきているので、個人的には
ハンネス・ライター、トーマス・グラッガーバー、マリオ・シャイバー、
クリストフ・コロンベルガー、クラウス・クロル、ハンネス・ライヒェルト
あたりに頑張っていただきたい。頑張れ80年代選手!!

皆さん、超マニアックな話で申し訳ない!

000009.jpg
とりあえず君達、頑張ってください☆
ユウ、ケンサク、クリストフ、アリアン、ラース。
posted by 栗山太樹 at 20:01 | Comment(7) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

今日のメニュー☆

さて、トレーニング行って参りました。
それでは先ほど書いた通り本日のトレーニングメニューを紹介します。

バイク30分間脈拍130(130ワット前後)

ストレッチ15分

レッグカール 35kg×20回、45kg×15回2セットずつ

レッグプレス(片足) 75kg×20回、80kg×17回、90kg×15回2セットずつ

レッグエクステンション 35kg×20回、45kg×15回2セットずつ

バイク20分間脈拍110(90ワット前後)

腹筋背筋少々

ストレッチ15分

こんな感じです。
本来なら始めのバイクは30分2本やった方が良いと思いますが、
この施設に自転車で行っているのでカットです。。。

しかし今日も暑かったですね。
クーラーがないとヤバい。明日はまだマシみたいですけど。
皆さん、クーラーなどで体調崩さないように気をつけてください☆
posted by 栗山太樹 at 22:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

風が強い〜

こんにちは。今日は風が強いですね。雨はもうやんだみたいですけど。
そういえば1週間ぐらい前にヨーロッパの僕が住んでいたあたりで
また大雨で洪水になったみたいです。僕が住んでいた時も一回大きな
洪水がありましてその時はトレーニングセンターへ行く道が遮断されて
大変だった事を思い出しますね。世界中どこにいても水害は怖いです。
ヨーロッパにいた頃の夏場と言えばトレーニングとスキーテストですね。
有名選手みたいにたくさんは出来ませんが、コーチの知り合いのメーカーから
スキーを取り寄せて毎年やっていました。結構各社違うものでヘッドから
アトミックに変えた時は40秒ぐらいのコースで2秒ぐらいタイムが変わって
即決でアトミックに変えましたね。それまで使っていたヘッドが市販で
アトミックは選手用だったこともかなり影響していると思いますね。
ヘッドの板を買った後にアトミックを買ったので本数的には大変な事に
なってました。その年は1シーズンで20本使ってました。
もちろんもらった板も含まれていますが、それにしても凄い数です・・・。
基礎に転向した今では1シーズン4、5本ぐらいですから楽ですね。
今シーズンの板はどうなんでしょうか。とても楽しみです☆
000005.JPG
ジャーン!板変えた時のチューンナップルーム。全部自分の板です。
ヘッドのスピード系は半分ぐらいもらい物です。合計20本!
全部買った板なんですけど、いったいいくら使ったんだろうか・・・。
posted by 栗山太樹 at 16:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

シーズン前だけど

少しずつスキーの話なんかも入れていこうかと思います。
用具は今シーズンも昨年と変わらずスキー・ブーツはサロモン、
ウェアはオンヨネでやっていこうと思います。
他のメーカーの物をあまり使用した事がないため比較は出来ませんが、
今の用具はとても自分に合っていると思います☆
今シーズンは小回りの練習はもちろんしますが、それにも増して大回りの
トレーニングを中心にしていきます。あまりに場面場面の安定感が
無さ過ぎるのでどんな状況でも同じ動きが出来るように徹底的にやります。
専門的に言えば谷回り始動時の体の傾きの角度とか調節できるようにしたいですね。
あ〜、そんな事考えてたらスキーしたくなってきた!
ま、今は焦らず体力作りしなくては。
それから今はブログを全体的に作っている最中で
パソコンからご覧の方々はデザインがコロコロ変わって申し訳ないです・・・。
さて、もう夜も遅いので愛犬とたわむれてから寝ます。
それではまた。
000004.jpg
うちには3匹犬がいます。こいつはパトリシア。
posted by 栗山太樹 at 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

筋トレキツい・・・

本日は在宅勤務だったので家で仕事していました。
今やっている仕事は空気環境の研究会の論文をまとめる事と、
小型のVOC計測器(ホルムアルデヒトとかを計測する機械)の調査などをしています。
普段の俺からは想像できない分野の仕事でしょ。

夕方からはいつものジムで筋トレ。今年は筋持久力よりも筋力アップ重視で練習してます。
ハムストリング最重要視で。特に根拠はないんですけど・・・。
トレーニングするのは下半身だけ。上半身は腕立てひとつやりません。
上半身は筋力がないほうが余計な力が入らなくて良いかなと思ってそうしています。
もちろん腹筋背筋はやらないといけませんが。

それから、スキージャーナルの10月号に結構大きく
載せていただきましたので興味のある方はぜひ見てください☆
000003.jpg
たまには滑りの写真を。古き良き時代。2003年秋。

posted by 栗山太樹 at 21:09 | Comment(3) | TrackBack(0) | スキーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。